37日目:人間の成長発達と心理的理解

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さて今回は老人・障害者の心理の1回目、

人間の成長発達と心理的理解です。

 

まず今までにこの範囲で過去に出題されたテーマを書き出しますね。

・老年期の発達課題
・発達の諸理論
・欲求(動機)
・知能と知能検査

まずは、発達段階説について見ていきたいと思います。

子どもの感覚運動から思考・認知の発達をまとめたJ.ピアジェは、感覚運動期・前操作期・具体的操作期・形式的操作期の4つにまとめました。結構有名ですね。

また、S.フロイトは、リビドーという性的エネルギーの出現により、自我の発達をまとめています。授乳・摂食によって口唇から快感を得る口唇期から、肛門期・男根期・潜在期・思春期と続き、愛情対象の全人格を認めた異性愛が完成される性器期と発達していきます。

E.H.エリクソンは、発達の段階を生涯発達へと拡張しまとめました。乳児期・幼児期前期・幼児期後期・児童期・青年期・成人前期・成人後期・老年期と分類し、それぞれにおいて達成すべき自我の発達段階と、課題が達成できなかった場合に直面する心理社会的危機を設定しています。例えば、乳児期での発達課題は、信頼感の獲得であり、母親等との関係を通して、自分自身が信頼するものと感じ取ることができれば希望が生まれ、この時期に関係がうまく作れなければ不信が生じるといわれています。

 

続いて欲求に関して見ていきましょう。

欲求には、食物・水分・呼吸などの欲求である先天的欲求(一次的欲求)と達成・承認・優越などの欲求である後天的欲求(二次的欲求)に分けることができます。

欲求に関しては、A.H.マズローが、人間のさまざまな欲求を階層序列化しています。例えば、食べたいという欲求である生理的欲求、安全に暮らしたいなどという欲求は安全と安定の欲求、就職したい所属と愛情の欲求、有名になりたいという自尊の尊敬の欲求そして、自分らしくありたいという自己実現の欲求の5つに分け、これをピラミッド化しています。    
 
 さて、次は知能についてです。知能は2つに分けることができます。これまでの経験と知識に深く結びつく能力を結晶性知能(言語性知能)といい、これは老年期にも低下しにくいものです。そしてもう一つは、新しいことを学習したり新しい環境に適応する能力、これを流動性知能(動作性知能)といいます。こちらは老年期に低下していきます。言葉をしっかりと覚えましょう。知能に関しては、知能検査(IQ検査)・WAIS-R(ウェスクラーテスト成人用)で検査をします。

 

続いて記憶です。記憶は、情報を入力する「記銘」、記銘された情報を蓄え続ける「保持」、そしてそれを思い出す「想起」の3つの過程から構成されています。また、記憶にはいくつか種類がありますが、試験に出やすい部分を取り上げたいと思います。

まず、感覚記憶、これは情報が1~2秒しか保持されません。これを何らかの形で短期記憶、長期記憶へ移していくわけですね。ちなみに短期記憶は数秒しか保持されず、長期記憶になると貯蔵庫は無制限となり、数十年でも保持されます。介護福祉士の学習内容もすべて長期記憶に移せるよう、何度も繰り返し学習しましょうね。

また、意味的記憶(知識のような一般的な記憶。)、エピソード記憶(生活での出来事を蓄える記憶。)、手続き的記憶(動作に関する身体的反応の記憶。)などもありますので、あわせて覚えておきましょう。

さらっと読んだら本試験の過去問題にトライです!

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今回のテーマに該当する介護福祉士本試験の過去問題は、

老人・障害者の心理⇒分野毎にトライ!⇒人間の成長発達と心理的理解

から演習が可能です。


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このページは、ikuが2008年2月26日 22:03に書いたブログ記事です。

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